施設案内

CTのご紹介

当院では、最新の80列マルチスライスＣＴ装置を導入しています。
この検査では、患者さんが横になるだけで苦痛なく、頭部や胸部、腹部といった全身を360度方向から観察することが可能です。
とても簡単な検査であり、短時間で広範囲撮影も行うことができます。

最新80列CTの特長

80列×0.5mmスライスにて撮影

とても細かい0.5mmスライスの撮影であるため、病変や血管を明瞭に捉えます。また、80列を有し、最速0.35秒/回転で撮影を行えるため、高速撮影も可能です。

AI（人工知能）を用いた最新技術搭載

導入したCT装置は、AI（人工知能）を用いた最新画像処理技術を搭載しています。CT装置では、高画質を得るためには患者さんへのX線被ばくが必要であり、通常、X線被ばく線量を抑えると画質が劣化してしまいます。
本技術はX線被ばく線量を抑えても高画質を得ることが可能な技術です。患者さんの被ばくを低減をしつつ、綺麗な画像を得ることができます。また、腕を下した状態や体格の大きな方でも奇麗な画像を取得しやすくなったため、どのような状態の患者さんでも安心して検査を受けていただけます。

金属留置の患者さんでも撮影可能

従来CT装置は金属留置の場合、画像が劣化します。導入されたCT装置では、金属に対しての画像処理技術を搭載しており、金属留置の画像も劣化することなく高画質を得ることが可能です。そのため、金属留置の患者さんでも撮影が可能となります。

患者さん目線の装置設計

開口径（CTの筒）は780mmと従来のCTよりも広くなっているため、圧迫感を受けずに検査することが可能です。また、寝台が左右に動く機構も搭載されており、患者さんに動いてもらうことなく、撮影を開始することが可能です。